LGグループが2014年10月から4兆㌆を投資して建設中の大型R&D(研究開発)センターの「LGサイエンスパーク」が完成間近だ。同グループが建設に心血を注ぐLGサイエンスパークは、延べ面積基準でソウル瑞草(ソチョ)R&Dキャンパスの9倍、グループ本社のソウル汝矣島(ヨイド)LGツインタワーの2倍規模だ。来月から系列各社の研究者らの入居が始まる。
具本茂(ク・ボンム)会長は最近、ソウル江西区麻谷(カンソグマゴク)地区の建設現場を訪問した。来月にLG系列社の入居が始まることから、建設現場を点検するためだ。今回の訪問には、LGの具本俊(ク・ボンジュン)副会長と河炫會(ハ・ヒョヌェ)社長、LG電子の安承権(アン・スングォン)・CTO(最高技術責任者)、LG化学の柳振寧(ユ・ジンニョン)・CTOらが随行した。具会長は内装工事中のLGサイエンスパークの研究施設などを見て回り、現場関係者に「R&D人材が創意的に研究活動に集中できるよう、最適な環境をつくること」を要請した。
R&D人材の誘致に大きな関心をみせていた具会長はこの間、LGサイエンスパークの建設過程を細かく点検。2015年12月にも、現場を訪問している。
今年初めに日常的な経営活動を具副会長に引き継ぎ、昨年に比べて公式行事の参加を大幅に減らした具会長は、次代のLGグループの成功はLGサイエンスパークにかかっていると大変な思い入れだ。
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