KB金融、新韓金融、ハナ金融、ウリ金融の韓国4大金融持ち株の業績が好調だ。各社が公開した第1四半期(1~3月)実績によると、純利益が4社合計で過去最高の3兆㌆を突破した。前年同期比15%以上の伸びだ。市中金利の上昇に伴う金利収入増に加え、企業の構造改革による貸出金の焦げ付き減などを反映した。
4大金融持ち株のうち、純利益ランキング1位は9682億㌆を記録したKB金融。11・3%の増加率だ。2位は新韓金融の8575億㌆。
第1四半期実績発表後、金融街では今年もKB金融と新韓金融のリーディングバンク争いが熾烈化するとの反応が出ている。
KB金融は昨年、年間純利益が過去最高の3兆㌆を超え、2008年以降初めて、新韓を上回った。この勢いが今年も続いている。だが、KB金融の実績には銀行の明洞(ミョンドン)社屋を売却して得た一過性の利益1150億㌆が含まれており、楽観はできない。
ハナ金融とウリ金融の実績も業界の予想を上回った。ハナ金融の純利益は6712億㌆で、2012年に外換銀行を引き受けて以降、四半期別の最高を記録。前年同期比36%増だ。ウリ銀行も過去の一過性の利益増を除き最高の5897億㌆を記録した。
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