現代自動車グループの自動車部品メーカー、現代モービスが、自動運転及び自動車IT(情報技術)専門部品メーカーに変身する。すでに、自動運転車の目の役割を果たすレーダー開発は年内完了の見通しだ。電気自動車に搭載する充電器は近く完成車メーカーに納品する段階にある。このように未来車の核心技術確保に本格的に乗り出した。
現代モービスは、現在進められている現代自動車グループの支配構造改変作業が終われば、持ち株会社格のグループの支配企業になる。これを契機に未来車に特化した部品メーカーをめざすことにした。最近発表した中長期発展計画によると、2025年に売上高の41%を自動運転関連の部品と電装分野で占め、残り49%を海外投資事業部門で稼ぐことにしている。
これまでの主力だったモジュール事業とアフターサービス部品事業は、グループ内の系列企業である現代グロービスに譲る方針だ。
現代モービスは今後、未来車分野に集中し、売上高を今年の25兆㌆から2025年に44兆㌆に増やすことを目標にしている。特に、自動運転とネット連結関連部品分野の売上高は今年の5兆㌆から11兆㌆へと2倍以上増やす。電装分野の売上高は4兆㌆から7兆㌆が目標だ。
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