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2018/10/19

<韓国経済>サムスン電子、ソフトウエア青年人材1万人育成

  • サムスン電子、ソフトウエア青年人材1万人育成

    サムスン電子が昨年実施したソフトウエア創作大会

 サムスン電子が、ソフトウエア分野に特化した青年人材の育成に乗り出した。ソフトウエア人材の育成と青年求職者への支援を同時に実現する「SW人材1万人」プロジェクトを今年から5年計画で実施する。プロジェクト名は「サムスン青年ソフトウエアアカデミー」。李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が、経済活性化と雇用創出のために決定した「180兆㌆の未来投資計画」の一環だ。

 計画では、今年末から青年求職者1万人にコーディング(仕様書通りにプログラミング言語に置き換える)教育などを行い、月100万㌆の教育支援費を提供する。民間企業が公的なソフトウエア教育プラットフォームを構築する初事例であり、その成果が注目される。

 サムスン電子関係者は「IT(情報技術)の生態系の底辺を拡大し、青年就業の競争力を高めるためにサムスン青年ソフトウエアアカデミーを設立し、10月からボランティアの募集に入る」と明らかにした。

 同社はこれまで社会貢献活動の一環として、国内外の青少年を対象にソフトウエアを含む様々な科学・技術・工学・数学教育支援プログラムを実施してきた。これに満足せず、産業界が必要とするソフトウエア人材の大量育成に取り組むことにした。


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