サムスン電子が車載用半導体市場への進出を本格化している。自動運転時代を控え、車載用半導体需要の急増に対応するためだ。ドイツの自動車産業中心地のヴォルフスブルクで開かれた「国際自動車部品博覧会」で自動車用プロセッサーの「エクシノスオート」と自動運転の目の役割を果たすイメージセンサーの「アイソセルオート」の2種のブランドを公開し、注目を集めた。サムスン電子は、年末から順次製品販売を開始し、車両用半導体のシェア拡大をめざす。
車載用半導体市場はパソコン、スマートフォンに続く半導体需要の宝庫だ。特に、2020年ごろに商用化が本格化する自動運転車の目と頭脳の役割を担うだけに注目度が高い。
サムスン電子は「車両用半導体は、スマート機器に搭載される製品より使用環境と寿命などでさらに高い品質水準が要求される」とし、「自動車用信頼性品質基準を満たす製品で、顧客に最高のドライビング環境を提供する計画」と明らかにした。
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