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2018/12/14

<韓国経済>LS産電、米パーカー・ハネフィンのESS事業買収

  • LS産電、米パーカー・ハネフィンのESS事業買収

    契約を締結した左からパーカー・ハネフィンのポール・ホバート副社長、ジム・ホルショ・LSエネルギー・ソリューションズ社長、呉ジェソクLS産電電力事業本部長

 LS産電は、産業装置を制御するモーションコントローラ分野の世界的企業である米パーカー・ハネフィンのESS(エネルギー保存装置)事業の買収に成功した。同社は今回の買収でパーカー・ハネフィンの営業網と生産および研究開発を共有でき、グローバルなスマートエネルギー市場の攻略に本格的に乗り出すことになった。

 ESSは、電気エネルギーを貯蔵して必要なときに供給する装置で、電力生産量が一定でない太陽光発電などの新・再生エネルギーの発電システムに欠かせない。

 LS産電はこのほど、米ノースカロライナ州シャーロットのパーカー・ハネフィンでESS分野のEGT(エネルギー・グリッド・タイ)事業部の生産設備、人員など有形無形の資産一切を買収する営業譲渡契約を締結した。買収額は非公開。

 パーカー・ハネフィンのEGT部門は2007年にESS事業を始め、グローバルレベルのESS及びPCS(電力変換装置)の設計、製造、構築、サービスなどの核心技術を保有している。また、北米を中心に欧州、中南米、豪州、東南アジアなどにも進出し、PCSの累積供給実績が400㍋㍗を超えるなど、北米最大のESSサプライヤーとしての地位を確立した。


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