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2019/04/26

<韓国経済>SKハイニックス、中国の半導体新工場竣工

  • SKハイニックス、中国の半導体新工場竣工

    中国の無錫市書記らも参加し盛大に開かれたSKハイニックスの新工場竣工式

 SKハイニックスが、中国南部の江蘇省無錫市で既存のDRAM半導体生産ライン(C2)を拡張するC2ファブの竣工式を行った。ファブは半導体工場を表す用語。これで中国でのメモリー半導体の増産体制が確立した。新生産工場の完成で生産能力は1・5倍に拡大する。

 竣工式は「新しい飛躍、新しい未来」をテーマに現地で18日開かれ、李小敏・無錫市書記、郭元強・江蘇省副省長、崔泳杉・上海総領事、李錫熙(イ・ソッキ)・SKハイニックスCEO(最高経営責任者)、協力会社代表ら500人が出席した。

 SKハイニックスは、2004年に無錫市と工場建設契約を締結し、06年からDRAMの生産を始めた。当時建設されたC2は同社初のウエハー直径300㍉の半導体生産ライン。

 半導体工程微細化により工程数が増え、装備の大型化でスペースが不足したため、17年6月から9500億㌆を投入してクリーンルームを追加建設。装備を入庫し、DRAM生産を開始した。

 今回竣工したC2ファブは建築面積5万6880平方㍍(長さ316㍍、幅180㍍、高さ51㍍)の単層ファブで、既存のC2工場と同様の規模だ。無錫ファブでは10㌨㍍(1㌨㍍=10億分の1㍍)の後半、20㌨㍍の中・後半の製品を生産するが、C2ファブでは10㌨㍍後半の製品の生産補助の役割を担うことになる。


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