祖父母の故郷(コヒャン)、済州道(チェジュド)。昨年初めて行くことができたが、母を連れて行くことはかなわず、今年こそはと、再びの訪問を果たした。済州市の桜はまだつぼみ、でも島の南部、西帰浦(ソギポ)では満開だった。母の体調をずっと心配していたが、なんとか無事旅行が実現し、行きの飛行機からうれしくてたまらない。天気にも恵まれ、窓から城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)が見える。空港が近づくにつれ、島の畑々がパッチワークのように彩り美しく迫ってくる。あわててシャッターを切るこの高揚感。
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