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2015/11/13

<随筆>◇「不慣れな日本語」のジョークが通じない◇ 海龍 朴 仙容 相談役

 友人がロータリークラブ某地区の会長に就任。その縁で卓話の依頼があった。演題は「ソウルでの起業・雑誌創刊から閉刊に思う」と主催者に決められた。ロータリーは地域各界の錚々たる人が集う倶楽部。そんな人達の役に立つ話をする自信はない。それで「不慣れな日本語での話は辛い」と言うと、それでもいいとの返事。在日2世の大ボケ「不慣れな日本語」を、大真面目に受け取られて大スベリ。そんなことで卓話を受諾。在日2世の本国体験を語るにはいい機会だと準備を始めた。


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