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2018/12/14

<随筆>◇不知火海を臨みながら◇ 呉 文子さん

 11月下旬、所属している歴史サークルのメンバーと水俣病発生関連地区をフィールドワークした。石牟礼道子の『苦海浄土』を読むなかで、水俣病の発生した現地に立って学ぼうというメンバーたちの強い希望で実現した。熊本空港からレンタカーを借りて出発。辺りの山々の萌える様な黄紅葉に歓声をあげながら、2泊3日の旅程でほぼ熊本を縦断した。


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