朝鮮戦争の開戦から70年、数日前、西日本新聞にそんな見出しが載った。元在日義勇軍のことだ。半島の有事に在日韓国人学生が志願し、国連軍の仁川上陸作戦に参戦した義勇軍兵士(在日約600人)の話だが、このことはあまり知られていない。ご存命の元義勇軍兵士、朴運旭氏(91歳)の貴重な証言記事だった。
朝鮮戦争の特需で日本経済が復興し、在日もそれに便乗、祖国の窮状を横目に「財」を築いた、と本国では在日に対する悪評があるが、祖国の闘いに参加した先輩達がいたことを忘れてほしくない。在日の戦争犠牲者も相当数出ている。後輩達(在日)もこのことを知るべきである。
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