どういう理由か、海外に出た韓国人は多い。中国が最も多かったが、今では米国に多く出ている。日本に住む同胞も80余万人を超えるが、半分ほどが日本の国籍を持っている。彼らにはそれぞれの事情があり、海外に住んでいるのだろう。それぞれの事情はかなり違い、詳しく聞いたらほぼ劇的と言えるだろう。
今、世界に散らばっている韓国人が祖国という絆でディアスポラという連結網になっている。故郷を懐かしみながら「異郷での暮らしは、さびしい」と歌いながら多くの人は帰らない。祖国に背を向けた人もいれば、祖国を思い慕う人もいる。韓国とは距離を置く人もいる。
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