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2022/04/15

<随筆>◇#方言萌え②◇ 康 玲子さん

 子ども時代、家庭でウリマル(私たちの言葉)と無縁だった私は、大学で初めて勉強を始めた。が、その時は標準語であるソウルマル(ソウルの言葉)しか眼中になかった。

 現在は、数次の韓流ブームのおかげで、テレビドラマや映画などでいくらでも韓国語を耳にできる。画面の中で生き生きと話されている言葉はとても魅力的で、夢中になって観るうちに、テキストだけでは学びにくい韓国語のイントネーションにも少しずつ慣れてきた。


つづきは本紙へ