すごい夢を見た。
10年後、齢85の我が雄姿、羽織袴で和装の妻を従え、天守閣から下界をのぞいている。
映画のワンシーンを彷彿させる。これが何を意味するのか、前途洋々10年は元気に生きられる、と都合よく解釈する反面、「お迎えの予兆」との思いも頭を過る。夢とは言え、韓服ではなく和装も気になった。
それはそれとして、「在日3世の必読書10冊」を選考中。有志に呼び掛けて、たくさんの推薦本をいただいたが、未読の本が多い。不勉強を反省しつつ、それらを取り寄せ、ここ一月はほぼ毎日、これらの本を乱読している。だが、精読が必要な書籍も少なくない。読むにつれ、時間の足らなさが無念、老齢を悔いるとともに、体力の限界も感じている。
つづきは本紙へ