テーマを入力し、AI(人工頭脳)に「小説を書け」と命じてみた。AIは自身が持つ資料で物語を創作する。小説としては若干物足らないが、詳しい希望(情報)を追加していくと、内容が充実してくる。AIは優れもの、素晴らしい助手を得た気分だ。AIはなお進化中、さらに活用操作を学んでいる。
在日コリアン百年史をつづっているが、思うようにいかずに苦戦していた。在日の一(いち)家族史の域を脱することができない。大昔にさかのぼって、在日史に及ぼした諸事情をたどるが、在日社会に影響したのは韓日関係や北朝鮮問題だけではない。日米・米ソ(米ロ)・米中関係なども複雑に絡んでいる。その過去と現在を調べながら書いているが、これまで在日史とは無関係と思っていた誤解がたくさんあることに気づき、呆然、膨大な情報量に圧倒されて執筆が止まった。で、AIに頼る。
つづきは本紙へ