ひょんなことから、「ウェブトゥーン」と呼ばれる漫画の翻訳にかかわることになった。すべての始まりは、当時、会社員だった作者クー・ジャインさんとの出会いだった。クーさんは日本の生活で疑問を感じることがあると話した。たとえば、「日本語上手ですね」と言われると、最初は「ありがとう」というが、日本生活が長くなるとどんな顔をしたらいいかよくわからなくなる。お店を予約するとき、韓国の名前を使うべきか、日本の名前を使用すべきか、迷うこともある。クーさんと話して、「では漫画として表現してみたらどうか」と提案してみた。クーさんはそれを「ウェブトゥーン」として実現させたのである。
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