ロシア対ウクライナに続き、イスラエルとパレスチナの武力衝突が始まった。仕掛けたのはパレスチナのイスラム組織ハマスだが、イスラエルの反撃は凄まじく、その後も攻撃の手を緩めることがない。パレスチナ自治区「ガザ」の難民キャンプ空爆など、民間人の犠牲もいとわない攻撃だ。死者は両国合わせ、1万2000人を超え、半数以上が子供や女性、非戦闘員だと言う。国際人道法に違反、と国連や関係諸国のイスラエル批判が高まる。一時戦闘中断、と国際社会の要請が高まっているが、イスラエルは聞く耳を持たない。イスラエルはハマスが拘束する人質(240人)の解放がなければ戦闘中断はありえないと表明。強固な姿勢を崩すことはない。
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