2024年が明け、喜寿の年を迎えた。日本に生まれ、在日本生活40年、それから在韓生活10年を経て、50歳の時に日本に戻って、再び在日本生活、故郷(北九州)で韓国食品普及処㈱海龍を開設、祖国の食文化を広める仕事に就いて、55歳で息子に会社を譲り、その後の20年は物書き生活、これまでの体験といま思うことを書き綴っている。在日本の生活体験だけでは「在日2世思考」を書き綴ることはできなかった。本国体験があって、後進に言い残せることが多少できた。在日は本国体験で自己確認をしなければならない、ということだろう。
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