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2024/09/27

<随筆>◇『誰もが別れる一日』◇金みんじょんさん

 作家ソ・ユミは2007年、二つの新人賞を受賞し、華々しく文壇にデビューした。現代社会、それも都会を生きる人々を取り巻く環境と、必死に生きる人々にスポットライトを当ててきた。そのソ・ユミの短編集『誰もが別れる一日』の日本語版(明石書店)が出版された。自分の訳した本が出る度、出版社の献本とは別に、本屋に行き、手に取り、購入する。読者の皆さんにも読んでもらえたら、それ以上にうれしいことはない。


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