東洋経済日報創刊 58年・東京本社開設45年に際して、盧武鉉大統領から5月30日付で本紙に次のような祝賀メッセージが贈られてきました。原本(上)とともに全文を紹介します。
東洋経済日報の創刊 58年を心よりお祝い申し上げます。60万在日同胞の皆さまにもこの機会をかりてごあいさつ申し上げます。
東洋経済日報は1946年の創刊以来、正しい情報をより早く伝達する言論の役割を充実に遂行してまいりました。同胞社会の和合と発展にも大きく貢献いたしました。その結果、多くの日本人の読者にも愛される経済専門紙として成長しました。
いま、私たちの前には東北アジアの時代が広がってまいりました。東北アジア時代は経済から始まります。東北アジアに「繁栄の共同体」を築き、それを通して世界の繁栄に寄与しなくてはなりません。そして、「平和の共同体」として発展すべきです。
参与政府は韓半島に平和を定着させ、それを基礎に近づく東北アジア時代の主役として立ち上がるものです。その過程において韓・日両国の緊密な協調がなによりも緊要です。私は来る6月に日本を訪問し、両国の友好協力関係をさらに確固としたもにするつもりです。
東洋経済日報が新たな時代の正論紙として、韓・日両国の友好協力と同胞社会の発展のためにさらに努力されることをお願いし、限りない発展を祈願いたします。
2003年5月30日
大韓民国大統領 盧 武 鉉