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2014/10/24

<総合>情報通信の格差解消へ

  • 情報通信の格差解消へ

    ITU全権委員会議の開幕式に参加した各国代表

 電気通信利用に関する世界最高機関であるITU(国際電気通信連合)の全権委員会議(全体会合)が20日、釜山で開幕した。170カ国から関係長官をはじめ3000人が参加。来月7日までの3週間にわたりインターネット公共政策、情報通信の格差解消などを主要議題に協議する。アジアで全権委員会議が開かれるのは1994年の京都以来、2度目となる。

 釜山の展示コンベンションセンター(BEXCO)で開かれた開会式には朴槿惠大統領をはじめトゥレITU事務総局長、崔楊姫(チェ・ヤンヒ)・未来創造科学部長官、徐秉洙(ソ・ビョンス)・釜山市長や各国代表団が出席した。

 朴大統領はあいさつで「より多くの連結、より知能化された連結、より早い連結」という秒単位のデジタル革命の転換点にあるとし、ICT(情報通信技術)の新技術の発展により加速化しているデジタル革命の機会と恩恵をすべての人類社会が享受できるよう、国際社会が情報通信の格差解消に向け積極的に協力することを呼び掛けた。

 朴大統領はまた、従来のインターネットより速度が約10倍速いギガインターネットを2017年までに全国に普及させ、20年までに世界初の5G(第5世代移動通信)サービスを商用化させる計画だと韓国のICT戦略を紹介した。


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