韓日貿易が縮小している。輸出入とも減少するのは2012年以降、3年連続だ。これにより、韓国貿易に占める対日比率は5%台の最低水準に落ち込んだ。アベノミクスによる円安の影響のほか、歴史認識問題など政治的なあつれきによる影響の無視できないと指摘されている。
産業通商資源部によると、1~10月の対日輸出は260億6200万㌦だった。これは輸出全体の5・7%を占め、対中輸出比率25・1%の4分の1以下だ。対米輸出比率の12・1%に比べても半分以下にとどまる。
このような対日輸出比率は、統計を取り始めた1966年以来の最低水準だ。韓日経済が最も緊密な関係にあった73年の36・8%に比べ、著しい落ち込みだ。一方の対日輸入比率も落ち込んでいる。1~10月の対日輸入は431億5000万㌦で、全体輸入の10・2%を占める。これも66年以降の最低値だ。
対日貿易が縮小したのは、韓国が中長期的に輸出、輸入先を多様化しているためだ。また、国内景気沈滞の影響もある。
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