朴槿惠大統領が経済再生の核心事業と推進してきた創造経済革新センターづくりが完了した。全国17の広域市・道に設けられた「創造経済革新センター」を支援する大企業グループの総帥ら17人をはじめ各センター長を青瓦台(大統領府)に招き、昼食会を開催した。朴大統領はこの席で、支援企業に対し「創造経済革新センターを社会貢献としてだけでなく、企業の持続的な成長をもたらす原動力と捉え、積極的に支援し、協力してほしい」と要請した。
創造経済革新センターは、創造経済(産業と産業、文化と産業を融合させ付加価値や雇用、成長エンジンを生み出す経済政策)を実現する具体的な拠点であり、政府が大企業と連携して地方での起業や企業育成をサポートするために設けられた。
全国でのセンター設置作業は10カ月で完了。サムスンが大邱と慶尚北道、現代自動車が光州、SKが大田と世宗、LGが忠清北道、ロッテが釜山、GSが全羅南道など、韓国有数の大企業グループが各地のセンターを主導することになった。朴大統領はソウル市と世宗市を除き15のセンター開所式に出席するなど、陣頭指揮をとる熱の入れようだった。
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