韓日両国は22日、1965年の国交正常化から50周年を迎える。独島問題や歴史教科書問題、慰安婦問題などで政治・外交的には度々ぎくしゃくする関係が続いたが、貿易・投資など経済分野のパイプはこの50年間に飛躍的に太くなり、相互依存関係を強めている。2000年代以降は、第3国市場への共同進出も活発化しており、両国経営者からは未来産業への事業協力を望む声も多い。
韓国にとって、日本は中国、米国に次ぐ3番目の貿易相手国であり、日本にとっても韓国は3番目の貿易相手国だ。実際、両国間貿易は国交正常化当時の2億2000万㌦から昨年には390倍の859億5000万㌦に増えた。年平均14%の驚くべき急伸長だ。この数年は世界経済の低迷もあり貿易縮小傾向にあるが、この50年間の韓日貿易拡大は他に例をみないものだ。
投資面でも拡大した。日本の対韓投資額は昨年352件・24億9000万㌦を記録し、国交正常化から昨年までの累計投資額は1万3085件・379億8000万㌦となった。これに比べ、韓国の対日投資額は累計5184件・63億9000万㌦と少ないが、近年ではかなりの勢いで増えており、昨年は449件・5億8000万㌦に達した。
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