MERS(中東呼吸器症候群)コロナウイルスに対する不安心理が冷めやらぬ中、ギリシャのデフォルト(債務不履行)危機に加え、中国の株価急落まで押し寄せ、韓国の株価は連日下落している。このような国内外のリスク要因に対して警戒感が強まっており、政府は状況変化に迅速に対応できるように本格的な対策に乗り出した。
週明け6日のソウル株式市場は、ギリシャ情勢の混迷が深まり、KOSPI(韓国総合株価指数)が前週末比50・48ポイント(2・40%)安となった。2012年6月4日(51・38ポイント安)以来の大幅下落だ。
ギリシャの国民投票でEU(欧州連合)が求めた財政再建策への反対が賛成を大きく上回り、ギリシャの債務不履行やユーロ圏離脱に対する懸念が高まり、売り注文が集まった。
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