全国で5番目のオープンとなる光州創造経済革新センターの出帆式が27日、朴槿惠大統領、鄭夢九(チョン・モング)・現代自動車会長らが参席して光州科学技術院で行なわれた。政府と光州市、現代自動車グループは、このセンターを拠点に光州一帯を自動車産業関連の創業メッカにする考えだ。特に、世界市場で本格的な競争が予想される水素燃料電池自動車の関連産業育成に乗り出す。
光州創造経済革新センターは、1775億ウォン規模のファンドをつくり、自動車産業関連分野の創業支援、水素燃料電池自動車関連の投資を促進する。また、今後5年間にベンチャー企業100社を誘致するとともに、中小企業200社に大企業の経営プログラムを伝授する。光州地域の商工関係者約17万人の起業や事業活性化に向けた支援も行う。
特に、光州地域の中小企業の起業や成長を支援し、自動車関連創業を活性化するため、現代・起亜自動車が保有している特許100件を公開して無料で利用できるようにした。現代自動車は、光州市一帯を水素燃料電池車を含む自動車産業の新規事業開発拠点として位置づけている。
朴大統領は、この日の開所式で「光州を自動車産業のポータルとして発展させ、韓国を『水素経済のリーダー』に飛躍させる竜たち(新興有望企業)がここで誕生することを期待する」と述べた。
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