ロッテグループと釜山市は16日、釜山海雲台(ヘウンデ)センタムグリーンタワーで「釜山創造経済革新センター」を開所した。ロッテ主導で2300億ウォン規模のファンドをつくり、釜山を流通・映画・IoT(モノのインターネット)の拠点として育成するための支援を開始する。特にロッテの広範な流通網を活用して中小企業の販路を開拓するなど流通ハブの役割を担う計画だ。
開所式に参加した朴槿惠大統領は「釜山創造経済革新センターが『融合のDNA』を持つ創造経済の溶鉱炉に火を付けて、世界一流の釜山建設に大きく寄与すると信じている」と祝辞を述べた。辛東彬(シン・ドンビン)・ロッテグループ会長は「釜山創造経済革新センターが地域経済発展の助けになるよう、支援と努力を惜しまない」と強調した。
釜山創造経済革新センターは大邱(テグ)、大田(テジョン)、全羅北道などに続き全国7番目に大企業と地域経済が手を結んでオープンした。センタムグリーンタワーに設けられた同センターのスペースは2814平方㍍。①革新商品開発と流通産業の革新拠点育成②映画・映像創作のハブ化③IoT基盤となるスタートアップ(新生ベンチャー)育成――を目標に事業展開する。
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