韓国とニュージーランドは23日、青瓦台（大統領府）で首脳会談開催後、朴槿惠大統領とニュージーランドのジョン・フィリップ・キー首相が見守る中、両国の担当長官が両国間ＦＴＡ（自由貿易協定）に正式署名した。交渉開始から5年5カ月、昨年11月の妥結から4カ月と長丁場だった。韓国が妥結した14番目のＦＴＡであり、オーストラリア、カナダを合わせ英連邦3カ国とのＦＴＡ交渉が完了したことになる。

　今回のＦＴＡは、尹相直（ユン・サンジク）・産業通商資源部長官とティム・グローサー・貿易大臣が署名。両国は国会などでの批准手続きを経て早期発効をめざす。

　ニュージーランドは輸入額ベースで92％に当たる関税を発効と同時に撤廃し、7年以内に完全撤廃する。韓国は輸入額の48・3％で関税を即時撤廃し、15年以内に96・4％で撤廃する。また、冷蔵状態のニュージーランド産牛肉に対する関税40％を15年間にわたり段階的に引き下げ、現在45％であるキウイの輸入関税率は6年後に撤廃する。

つづきは本紙へ