世界の2大メモリー半導体メーカーが大型投資で半導体設備増強に取り組んでいる。半導体業界によると、サムスン電子は来月、京畿道平澤(キョンギドピョンテク)の高徳(コドク)産業団地で半導体工場の着工式を行う。2017年までに過去最大の15兆6000億ウォンを投入し、最先端の生産ラインを完成させる計画だ。SKハイニックスは、京畿道利川(イチョン)で世界最大規模の半導体工場の竣工式を6月に行う。15兆ウォンを投じて21年までに設備を拡充する計画だ。両社は半導体新工場の建設でライバルメーカーと生産規模や技術力で差を広げる戦略だ。
サムスン電子が半導体工場を建設する高徳産業団地は283万平方㍍の規模を誇る。このうち79万平方㍍を活用して生産ラインを建設する。単一の半導体設備投資としては歴代最大規模で、中国の西安半導体工場の投資規模70億㌦を上回る。
同工場で生産される製品は、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)及びNAND型(電源を切っても情報が消えない不揮発性)フラッシュメモリーなど、汎用性の強いメモリー製品になる見通しだ。パソコンやモバイル機器用などに使われる。
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