KDI(韓国開発研究院)は21日、大韓商工会議所で開かれた「高齢化・低成長時代、我々は準備できているのか」をテーマにしたセミナーで、韓国経済の高齢化衝撃が5年後から本格化するとの研究結果を報告した。「何の準備も無く高齢化を迎えれば、現在3%台の経済成長率が2030年代には半分水準に墜落する」と警告し、迅速な対応を促した。
この日のセミナーは、企画財政部の中長期戦略委員会と経済人文社会研究会が主催し、KDIをはじめ10カ所の研究機関が討論に参加した。
KDI報告は、高齢化による就業者減少、被扶養人口比率上昇などが低成長の主要原因になると指摘。5年後には成長率が2%中盤に低下し、30年代には1%台にまで下落すると予想している。
KDIの分析によると、韓国の実質GDP(国内総生産)は11~22年の年平均3・4%から21~30年には2・4%に低下し、31~35年には1・6%にまで下がる。
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