SKハイニックスは25日、世界最大規模となる半導体工場「M14」の完工式を京畿道利川市(キョンギドイチョンシ)の本社で開催した。敷地面積5万3000平方㍍を誇る巨大工場で、年内に月間3000枚の300㍉ウエハー生産能力を確保する。その後、生産量を徐々に増やし、最高で月産20万枚に引き上げる計画だ。
この日の完工式には朴槿惠大統領はじめ崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長ら関係者400人が出席。朴大統領は「SKハイニックスが一段と飛躍する契機になる」と祝った。また、「製造業の危機を克服し、経済を再び飛躍させるための特段の努力が必要だ」と述べて、今後とも大胆な先行投資や絶え間ない技術革新、優れた中小企業の発掘・支援などを促した。
崔会長は「非常な覚悟と矜持を持ち、世界最高の半導体メーカーの地位を固め、韓国半導体神話を再び作り出す」と強調した。光復節特赦で釈放され、社会貢献への意思を強めたとみられている。ソウル大経済研究所の分析によると、M14で55兆ウォンの生産誘発効果と21万人の雇用創出が期待される。
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