韓国経済を支える輸出が年初から急激に萎縮している。産業通商資源部によると、1月の輸出実績は367億㌦で前年同月比18・5%減少した。2009年8月(マイナス20・9%)に次ぐ6年5カ月ぶりの大幅な減少幅だ。深刻なのは鉄鋼、造船、自動車、半導体など13の主力業種すべての輸出が一斉に減少したことで、これは韓国貿易史上初めてだ。このように1月の輸出は前例のない記録が相次いでおり、事態を重視した政府は3日、官民合同の対策会議を開き、上半期(1~6月)に100回以上の貿易使節団派遣などを決めたが、世界の輸出環境は厳しく、前途は険しい。
産業通商資源部は輸出減少について「操業日数の減少、船舶の輸出減少など一時的要因と、国際原油価格の急落、中国の景気低迷、主力品目の単価下落が複合的に影響したと説明した。
輸入額も20・1%の大幅減で314億㌦にとどまった。輸出入がともに減少するのは13カ月連続。貿易収支は53億㌦の黒字を記録した。
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