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2016/09/30

<総合>1回の充電で400㌔走行、EV用高性能バッテリー開発

  • 1回の充電で400㌔走行、EV用高性能バッテリー開発

    高密度二次電池の開発プロジェクト発足式

 電気自動車(EV)の航続距離を延ばす高性能バッテリー開発に官民共同で取り組むことになった。音頭をとるのは産業通商資源部で、現代自動車やLG化学など官民27の機関、230人の研究者で構成される大型プロジェクトを組織。韓国製の電気自動車が2020年までにソウルから釜山までの約400㌔㍍を1回の充電で走れるバッテリー開発を目標に掲げた。

 現在、韓国製の電気自動車で航続距離が最も長いのは現代自動車の「アイオニック」の191㌔㍍だ。これを2倍以上に延ばすためには、より多くの電力を貯めるバッテリーを搭載しなければならない。各メーカーも独自で開発を進めているが、より連携をとり開発を早める必要性から今回の官民共同プロジェクト立ち上げとなった。

 ソウル市内のホテルで21日開かれた「高密度二次電池開発プロジェクト」発足式には、産業資源部、自動車、電池メーカーのほか、素材企業、関連機関などの関係者30人が参加。関連業界と研究機関が連携する協力体制の構築で合意。


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