新年を迎え、経済界恒例の「新年挨拶会」がソウルのCOEX(韓国総合展示場)で6日開かれ、朴槿惠大統領をはじめ政財界など各界から参加した1300人は、不況を突破するため全力を傾けることを確認した。朴大統領は「今年は経済革新3カ年計画の最後の年」とし、「これまで推進してきた公共、労働、金融、教育の4大改革を仕上げる」と強調。企業経営者らは「体質改善・技術革新で先進経済を目指す」と決意を示した。
朴大統領はこの日、北朝鮮の「水爆実験」余波の中で他の予定はキャンセルしたが、経済界の新年会には参加。「動揺せず、政府を信じて、通常の経営をして市場の安定に努めてほしい」と述べ、「今年は経済活性化と雇用創出に集中する」と力説した。特に、経済界に対して①高付加価値型の新事業分野への積極的投資②成果共有制度の拡散など大・中小企業間の共生共存の構築③青年雇用拡大への努力を訴えた。
新年会を主催した大韓商工会議所の朴容晩(パク・ヨンマン)会長は「経済界は今年が最後のチャンスという姿勢で韓国の未来の繁栄を導く革新の道に先頭に立つ」と応えた。
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