政府は18日、京畿道(キョンギド)の板橋(パンギョ)とソウルの上岩(サンアム)を「アジア版シリコンバレー」に育成する計画を発表した。国内外のスタートアップ起業を誘致して創業を活性化し、融複合文化コンテンツの生産基地にしようというもので、これら事業に今年の政策資金の3分の1にあたる80兆ウォンを投入する方針だ。また、外国人患者の誘致、韓国医療の海外進出や遠隔医療を拡大して76万人の雇用を創出するバイオ・ヘルス産業育成計画も発表した。
未来創造科学部と文化体育観光部、金融委員会、産業通商資源部、保健福祉部、放送通信委員会の経済関連6部署はこの日、京畿道城南(ソンナム)市板橋のテクノバレーで朴槿惠大統領に今年度業務報告を行った。「創造経済と文化隆盛を通じた成長エンジンの拡充」がメーンテーマで、創造経済の持続可能な実現のため、従来の主力産業から文化やバイオ・ヘルス分野に拡大し、起業を活性化させるというのが主要内容だ。
未来創造科学部の計画によると、ソウル南郊の衛星都市、城南市盆唐(ブンダン)区の板橋洞に建設する「アジア版シリコンバレー」は、国内のスタートアップ起業と外国の有望スタートアップ起業の韓国進出を推進する創業ハブにする。当地にはすでにスタートアップキャンパスが造成されており、昨年開設された創造経済革新センターの基盤がある。カカオやネクソンなどのデジタル企業も進出。今後、質の高い起業を活性化し、起業初期から海外に進出できるシステムを構築し、企業評価額1兆ウォン以上の「ユニコーン企業」の育成をめざす。
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