企業進出が相次ぎ、釜山経済が活況を呈している。釜山市によると、昨年釜山に進出してきた企業は80社に達する。逆に他地域に転出した企業は2社にとどまる。昨年、新設法人は昨年過去最高の4954社に達した。今年は5000社を突破する見通しだ。企業活動の活性化により輸出も好調で、昨年は前年比6%増の155億8000万㌦と過去最高を記録した。韓国の全体輸出はマイナスに陥っただけに釜山経済の奮闘振りが際立つ。
企業進出は2006年の27社に比べほぼ3倍に増え、企業転出は同年の66社から激減した。首都圏から釜山に本拠地を移した企業は40社に達する。釜山にUターン企業も増えている。新設法人は最近5年間で50%も増えた。企業を惹きつける魅力は、企業経営環境の改善、地域需要の増大、地方自治体の支援などが大きい。
成功事例が相次いでいる。12年に中国・天津にある生産ラインの一部を釜山に移転した履物メーカーのトレックスターは「物流量世界5位の釜山新港を利用すれば物流費用を減らせるとUターンを決めた。その結果、売上高は12年の860億ウォンから昨年1500億ウォンへと2倍近く増えた。
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