医療機器輸出が昨年、前年比15％増の3兆1000億㌆（推定）を記録し、初めて3兆㌆を突破した。最近5年間で2倍近い急成長を遂げ、未来を担う基幹的な輸出産業として浮上している。特に、鉄鋼や造船など伝統的な主力産業が輸出不振に陥る中で挙げた成果であり、政府も医療機器産業の育成に力を入れている。

　医療機器輸出は2007年に1兆㌆を達成した後、毎年2桁成長を遂げ、5年後の2012年に2兆㌆を突破、昨年の3兆㌆超えとなった。増加スピードも増している。

　食品医薬安全処関係者は「技術力とアイデアを備えたベンチャー企業の海外進出が活発になり、最近2～3年間に医療機器輸出が急増している」と説明した。

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