豊富な水資源を武器に「電力立国」をめざしているラオスに韓国が水力発電所を建設する事業で協力関係を強めている。韓国西部発電が、ラオス南部のチャンパーサック州パクセーで総事業費16億㌦の水力発電所の建設と運営を担当することになった。同社はすでにメコン川流域のセナムノイ水力発電所を建設中であり、2つの大型水力発電所を建設することになる。また、韓国水資源公社が年内に南部のサーラワン州で水力発電所を着工する予定だ。
韓国電力公社の発電子会社である韓国西部発電は、タイのエネルギー事業を手がけるCEWA(チャルーンエナジー・アンド・ウオーターアジア)と今回の水力発電所建設事業を推進するためのMOU(了解覚書)を締結した。
建設場所はパクセーから南に21㌔にあるラオスの古都で、カンボジアとタイの国境付近に位置する。700㍋㍗の大規模水力発電所を建設し、28年間にわたり運営する。
つづきは本紙へ