来年の韓国経済の成長見通しが厳しくなっている。ＯＥＣＤ（経済協力開発機構）は最新の経済見通しで、来年の韓国の経済成長率を6月の予測値3・0％から2・6％に大幅に引き下げた。今年の2・7％よりさらに0・1㌽鈍化することになる。世界経済の成長見通しは今年の2・9％から3・3％へと上向いており、成長が鈍化する韓国と対照をなした。

　ＯＥＣＤは昨年6月に韓国の今年の成長率見通しを3・6％とした後、昨年11月に3・1％、今年6月に2・7％と下方修正してきたが、今回の見通しでは2・7％を維持した。

　だが、来年の成長率見通しは今年以上に厳しい。昨年11月の予測値は3・6％だったが、1年で1・0㌽も下方修正された。

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