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2017/10/13

<総合>大統領直属、第4次産業革命委が発足

  • 大統領直属、第4次産業革命が発足

    第4次産業革命委員会の初会議場に向かう文在寅大統領㊥と蔣柄圭委員長㊨

 韓国の成長戦略を担う大統領直属機関の第4次産業革命委員会が11日、ソウル市内のSプレックスセンターで初会議を開き、公式に発足した。文在寅大統領が会議を直接主宰し、自動運転車やスマート工場、ドローン産業の集中育成など第4次産業革命で推進する方向性を明らかにした。同委員会の発足は、革新成長の青写真を提示し、経済の未来の成長材料を発掘する出発点であり、「革新的な起業と新産業の創出につながる活力あふれる経済をつくる」との目標へ向け本格的に動き出した。

 文大統領は、第4次産業革命委員会発足にあたり、「未来を予測する最も良い方法は未来をつくっていくことだ。2000年代の情報化時代をわが国経済の飛躍の機会にしたように、第4次産業革命の未来を我々がつくっていき、知能情報化の流れをわが国産業と社会を革新する機会にするよう国民と共に努力する」と力説した。

 同委員会は第4次産業革命の基本コンセプトについて、「人間の助けにならなければならず、技術・産業革新と社会政策の革新を共に推進しなければならない」と説明している。


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