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2017/01/20

<総合>現代自動車・起亜自動車、今年825万台販売へ反転攻勢

  • 現代自動車・起亜自動車、今年825万台販売へ反転攻勢

 現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長は、傘下の起亜自動車を含めた今年の世界販売目標を825万台と発表した。販売目標としては過去最多。昨年は販売目標を下回る788万台にとどまったが、今年は反転攻勢をかける構えだ。現代自動車はエコカーなどのラインアップを拡大し、起亜自動車はSUV(スポーツタイプ多目的車)の新車発売と生産拡大を進める。

 鄭会長は、今年の経営環境について「世界経済の低成長が続く中、自動車産業の競争激化に伴い不確実性がいつになく高まっている。R&D(研究開発)投資の持続的拡大を通じ、自動運転車など中核技術の競争力を強化し、未来の変化をリードしていく」と明らかにした。

 この基本方針のもと、鄭義宣(チョン・ウィソン)・現代自動車副会長が年初にラスベガスで開かれた家電見本市「CES」で、エコカーや自動運転車、コネクテッドカー(つながる車)など次世代の自動車事業のビジョンを発表した。


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