半導体とディスプレーに対するサムスン、LG、SKの合計75兆㌆にのぼる巨額投資が2015年から続いており、関連工場がある地域経済が好況を謳歌している。半導体とディスプレーは輸出も好調で、地方の建設やサービス業など内需経済を活性化させるトリクルダウン効果を指摘する声もある。
メモリー半導体で世界トップのサムスン電子は、2015年から16兆㌆を投資して京畿道平澤(キョンギド・ピョンテク)に半導体工場を建設中だ。総敷地面積289万平方㍍に4つの生産ラインと寮を含む各種施設が建設される。中長期的には全体の投資額が100兆㌆に達する見通しだ。平澤工場が稼働すれば世界最大の半導体工場となる。6月稼働をメドに工事は最終段階に入っている。生産品目は、3D(立体)NAND型フラッシュメモリーだ。
サムスン電子はまた、京畿道華城(ファソン)の半導体工場で2兆5000億㌆を投資して10㌨㍍のシステム半導体増設工事を進めている。
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