文在寅大統領は12日、国会で雇用創出を目的とした11兆2000億㌆規模の補正予算案提出に伴い初の施政方針演説を行い、「青年4人中1人が失業者だ。現在の失業問題をこのまま放置すれば、国家的災難レベルの経済危機として迫ってくる恐れがある。補正予算を編成してでも雇用を改善し、所得の格差がさらに広がるのを防がなければいけない」と雇用問題の緊迫性を強調し、補正予算案の早期可決に積極的な協力を求めた。歴代大統領で補正予算案の説明のために国会で施政演説をしたのは今回が初めて。
約30分に及ぶ施政方針演説は雇用に始まり雇用に終わった。演説の中で雇用の単語は44回使われ、文大統領は「雇用補正予算」の重要性を重ねて強調した。
演説を開始すると、国会本会議場のスクリーンに若者たちの失業の苦しみを描いた切実な訴えが映し出された。大統領が演説内容を補足するスライドを使ったのはこれが初めてだ。
つづきは本紙へ