文在寅新政権の国家ビジョンと政策課題が明らかになった。2カ月間にわたり政策を練り上げてきた国政企画諮問委員会は19日、5大国政目標、4大複合革新課題、100大国政課題からなる「国政運営5カ年計画」を発表した。この計画は、文政権が任期5年間に進める国政運営の基本目標であり、政策遂行のロードマップだ。権力機関の改革から大気汚染対策など国民の生活にかかわる政策まで、あらゆる分野の課題が盛り込まれている。

　文大統領は青瓦台（大統領府）迎賓館で開かれたこの日の報告大会で「国政運営5カ年計画が新たな韓国の設計図であり、羅針盤になるだろう」とし、「国民が主人として扱われる国、すべての特権・反則・不公正を一掃し、差別と格差を解消する正義の大韓民国を作る」と表明した。

　5カ年計画の骨格となる5大国政目標は、①国民が主人の政府②共に豊かに暮らす経済③国民の人生に責任を負う国家④均衡発展する地域⑤平和と繁栄の韓半島と定め、それぞれの目標を実践するための戦略と課題を提示している。

つづきは本紙へ