韓国2大電子メーカーの業績が好調だ。サムスン電子は第3四半期（7～9月）の営業利益が過去最高の17兆5000億㌆を記録。ＬＧ電子は売上高、営業利益とも第3四半期としては過去最高を更新した。サムスン電子は、年初から好調が続く半導体が牽引し、ＬＧ電子は生活家電が業績を押し上げた。

　サムスン電子が発表した第3四半期の連結決算（暫定値）によると、営業利益は前年同期比20・4％増。前期比でも17・7％の2桁増を記録。第1四半期（1～3月）の15兆6400億㌆を抜き、過去最高を更新した。証券各社の予想平均（17兆1669億㌆）も上回る高い収益を実現。第3四半期までの営業利益は48兆㌆で、年間では初の65兆㌆台に達する見通しだ。

　売上高は前年同期比4・8％増の65兆㌆を記録。前期比では11・2％の2桁増を実現。過去最高を記録した昨年第4四半期（10～12月）の65兆9800億㌆に迫る勢いだった。特に、売上高に対する営業利益の比率を示す営業利益率は26・9％で、第1四半期の25・8％を抜いて過去最高となった。年間売上高は250兆㌆に上る見込み。

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