韓国の半導体業界が、第1四半期(1~3月)に製造業としては驚異の営業利益率50%を突破した。サムスン電子の半導体事業部門の営業利益率は、過去最高の55・6%の新記録を達成。SKハイニックスも50・1%と初めて50%を超えた。営業利益率は、売上高に対する営業利益の比率。半導体好況を反映し、収益力が急速に高まっていることを示した。
サムスン電子が26日発表した第1四半期(1~3月)実績(確定値)によると、全体の売上高は前年同期比20・0%増の60兆5600億㌆を記録。営業利益は58・0%の15兆6400億㌆で過去最高の実績をあげた。
主力の半導体事業部門の営業利益が全体利益の70%を超える11兆5500億㌆を記録、業績向上をけん引した。同部門の売上高は20兆7800億㌆で、営業利益率50%を大きく上回った。
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