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2018/08/24

<総合>世界最大50㍋㍗、水素燃料電池発電所を建設

  • 世界最大50㍋㍗、水素燃料電池発電所を建設

    瑞山市の大山産業団地で行われた水素燃料電池発電所の着工式

 水素燃料電池を用いた世界最大の発電所が忠清南道瑞山(チュンチョンナムド・ソサン)市の大山(テサン)産業団地内に建設される。建設主体は、ハンファエナジーが4社共同出資で設立した大山クリーンエナジー。発電規模は50㍋㍗(1㍋=1000㌔)で、2550億㌆を投入する。今月16日に着工式を済ませ、2020年6月の稼働をめざす。特に注目されるのは、周辺の化学工場で発生する副生水素を用いる試みで、大規模発電所では世界初となる。

 ハンファエネルギーは、水素燃料電池発電事業への進出のため、昨年12月に韓国東西発電などと共同建設のための業務協約を締結。特別目的法人の大山クリーンエナジーを設立した。出資比率はハンファエネルギーが49%で中軸を担う。次いで韓国東西発電35%、斗山10%、SK証券6%の順だ。

 建設用地は大山産業団地内の2万平方㍍。商業稼働時には、忠南地域の17万戸が使用できる電力を生産する。


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