文在寅大統領が10日、就任1年を迎えた。世論調査機関「韓国ギャラップ」の調査によると、文大統領の国政全般に関する支持率は83%に達した。就任1年目としては歴代大統領の支持率を大きく上回った。特に評価が高かったのは韓半島の緊張緩和を導く平和外交で、88%が南北首脳会談を支持した。だが、文政権が最も力を入れた雇用創出をめざす所得主導成長を柱とする新経済政策に対する支持率は47%にとどまり、専門家からは政策変更を求める声も出ている。
文大統領は、過去の政権で積み重なった弊害を正す「積弊清算」と、理念や地域間の対立を解消する「統合」を掲げて当選した。文政権のこの1年間は、過去と決別し、新たに生まれ変わろうとする試みの連続だった。
国民とのコミュニケーションを重視する文大統領のリーダーシップは、歴代大統領の中でも評価が高い。
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