政府は4日の閣議で、環境部など関係部署が作成した「第1次資源循環基本計画」を議決した。計画によると、日常生活で発生する廃棄物の量を最小限に抑えるため、使い捨てのプラスチック製コップとストローの使用を2027年までに全面禁止する。また、不要な過剰包装を減らすため、大手スーパーなどでの二重包装も法律で禁止する。
今回初めて作成された資源循環基本計画は、今年から27年までの10カ年で進める国家戦略で、これまでの事後処理を中心とする廃棄物政策を抜本的に見直した。資源の好循環体系の構築をめざし、生産から消費、管理、リサイクルまでの全プロセスで廃棄物を削減する原則を示した。プラスチック製品の環境汚染が国際的に深刻化する中、政府は強力に推進する方針だ。
まず、消費段階では、使い捨てのプラスチック製コップやストローなど代替可能な製品の使用を段階的に禁じ、27年までに「ゼロ」にする。プラスチック製コップはカフェなどの店舗内での使用が8月から禁止されているが、これに加えて、プラスチック製ストローと紙コップなども段階的に使用させないことにしている。
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