文在寅大統領は10日、青瓦台(大統領府)迎賓館で開いた年頭記者会見に際し発表した新年辞で、「政府と私の目標は国民の普通の日常を守り、より良くしていくことだ。国民の意向と要求を羅針盤に、国民の皆さんが暮らしの変化を実感できるようにする」と表明。生活の質を向上させることを今年の国政運営の最優先目標に掲げた。これを下支えするための経済政策を積極的に推し進める考えを再確認した。
新年辞で最も多く使われた言葉は国民で、64回言及された。国政の中心に国民があることを強く印象付けるものだ。
文大統領は「大統領になって一番最初にしたことは執務室に雇用状況板の設置だ。人間中心の経済という国政哲学を実践するためだった」とし、「雇用は韓国経済の根幹であり、個人の暮らしの基盤だ。『人間中心の経済』の中核に雇用がある」と強調。雇用問題は国家的な課題として大統領が直接関わることを明言した。
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